イエスタディをうたって
どうも、またもパパです。オコジョのマンガ製作は、佳境に入ってきました。今はペン入れ作業中です。今月末の締め切りに間に合うか?だいぶ追い込んできましたので、期待しましょう。明日は小学校の卒業式です。
ということで、今回もオコジョは執筆できませんので、パパの記事で許してね。
今回取り上げるのは、「イエスタディをうたって」です。以前、「ハツカネズミの時間」を取り上げたことのある冬目景の作品で、「ビジネスジャンプ」に、1998年から断続的に連載されていますが、10年たった今でもまったく完結していません。冬目さんの作品には、こういうのが多く、長期連載で完結したのは、代表作「羊のうた」と、「ハツカネズミの時間」くらいしかありません。それでもファンは許しちゃうのだから、それが良いのか悪いのか…
さて、「イエうた」ですが、主人公の大卒フリーター「リクオ」をめぐる恋愛模様を描いた作品です。彼は大学時代の同級生「しな(木へんに「品」)子」に思いを寄せていますが、しな子は、高校生で亡くなった幼なじみへの思いが捨てられず、誰にも恋をすることができなくなっています。そんなリクオのもとへ、カラスを肩に乗せた少女「ハル」が現われたところから、この物語は始まります。そして、リクオと「しな子」、ハルの奇妙な三角関係、そこにさまざまな登場人物がからみつつ、物語はゆっくりと流れていきます。
これといって劇的な展開があるわけでもなく、目立ったキャラの登場人物もいないのに、読んでいるとぐいぐい引き込まれてしまうのは、冬目さんの描く人物の造詣の上手さ(この人、ホントに画は上手い!)と、無理の無いストーリー展開のおかげだと思います。そして、なんといってもこの作品の魅力は、「ハル」だと思います。カラスと共に登場!という最初の印象とは違い、ハルは実に魅力的です。明るく前向きで個性的、リクオに対する一途な気持ちや、感情をストレートに出すところなど、とても可愛いと思います。私は、ハルの笑顔を見るために、この作品を読んでいるようなものです。
そんな「ハル」贔屓の私に、先日、素晴らしいプレゼントがありました。単行本5巻の「特装版」を、地元のブックオフで、ゲットしてしまったんです!しかも定価の半額で!この特装版には、ハルのフィギュアがついているのです。しかも、メイド服ヴァージョン!!! 早速組み立てて、寝室に飾って眺める毎日です。オコジョからも、「お父さんがキャラ萌えするなんて…」と、びっくりされました。
そんなハル好きの私としては、最近の展開が少し不安でもあります。リクオと「しな子」が、急接近しそうな雰囲気なのです。おい、リクオ! ハルを不幸にしたら、この俺が承知しないからな!と、言いたくなる展開なのです。連載もまもなく再開されるということですが、どうかハルに幸せを…と、祈る毎日なのです。
ところで、この作品、「めぞん一刻」に設定が似てませんか? 優柔不断な主人公、死んだ人に操を守るヒロイン、主要登場人物全員が片思い…といった具合が。名作「めぞん一刻」を、作者が意識しているかどうかはわかりませんが、ちょっと気になりました。
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