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2009年3月

イエスタディをうたって

どうも、またもパパです。オコジョのマンガ製作は、佳境に入ってきました。今はペン入れ作業中です。今月末の締め切りに間に合うか?だいぶ追い込んできましたので、期待しましょう。明日は小学校の卒業式です。

ということで、今回もオコジョは執筆できませんので、パパの記事で許してね。

今回取り上げるのは、「イエスタディをうたって」です。以前、「ハツカネズミの時間」を取り上げたことのある冬目景の作品で、「ビジネスジャンプ」に、1998年から断続的に連載されていますが、10年たった今でもまったく完結していません。冬目さんの作品には、こういうのが多く、長期連載で完結したのは、代表作「羊のうた」と、「ハツカネズミの時間」くらいしかありません。それでもファンは許しちゃうのだから、それが良いのか悪いのか…

さて、「イエうた」ですが、主人公の大卒フリーター「リクオ」をめぐる恋愛模様を描いた作品です。彼は大学時代の同級生「しな(木へんに「品」)子」に思いを寄せていますが、しな子は、高校生で亡くなった幼なじみへの思いが捨てられず、誰にも恋をすることができなくなっています。そんなリクオのもとへ、カラスを肩に乗せた少女「ハル」が現われたところから、この物語は始まります。そして、リクオと「しな子」、ハルの奇妙な三角関係、そこにさまざまな登場人物がからみつつ、物語はゆっくりと流れていきます。

これといって劇的な展開があるわけでもなく、目立ったキャラの登場人物もいないのに、読んでいるとぐいぐい引き込まれてしまうのは、冬目さんの描く人物の造詣の上手さ(この人、ホントに画は上手い!)と、無理の無いストーリー展開のおかげだと思います。そして、なんといってもこの作品の魅力は、「ハル」だと思います。カラスと共に登場!という最初の印象とは違い、ハルは実に魅力的です。明るく前向きで個性的、リクオに対する一途な気持ちや、感情をストレートに出すところなど、とても可愛いと思います。私は、ハルの笑顔を見るために、この作品を読んでいるようなものです。

そんな「ハル」贔屓の私に、先日、素晴らしいプレゼントがありました。単行本5巻の「特装版」を、地元のブックオフで、ゲットしてしまったんです!しかも定価の半額で!この特装版には、ハルのフィギュアがついているのです。しかも、メイド服ヴァージョン!!! 早速組み立てて、寝室に飾って眺める毎日です。オコジョからも、「お父さんがキャラ萌えするなんて…」と、びっくりされました。

そんなハル好きの私としては、最近の展開が少し不安でもあります。リクオと「しな子」が、急接近しそうな雰囲気なのです。おい、リクオ! ハルを不幸にしたら、この俺が承知しないからな!と、言いたくなる展開なのです。連載もまもなく再開されるということですが、どうかハルに幸せを…と、祈る毎日なのです。

ところで、この作品、「めぞん一刻」に設定が似てませんか? 優柔不断な主人公、死んだ人に操を守るヒロイン、主要登場人物全員が片思い…といった具合が。名作「めぞん一刻」を、作者が意識しているかどうかはわかりませんが、ちょっと気になりました。

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DAI-HONYA

え~お久しぶりでございます。2月はついに1回しか更新できませんでした。すっかり過疎ブログに成り果ててしまいましたが、皆さん、いかがお過ごしですか?

前回も私、パパが執筆しましたので、「オコジョはどうした?」というお怒りの声が聞こえてきそうですので、事情を説明しておきましょう。

もともとこのブログは、私ことパパと、娘のオコジョが、マンガについて交互に執筆するのを原則としてきました。ですから、前回私が執筆した後は、ひたすらオコジョの執筆を待っていたのですが、ある事情により、オコジョが超多忙になってしまったため、執筆できない状態になっているのが現状です。

超多忙の理由ですが、実はオコジョは3月で小学校を卒業するのですが、卒業記念の意味も込め、初めてのマンガ作品執筆中なのです。これまでも、イラストやネーム、下絵のみの作品を書いたりはしていたのですが、完成させたことはありませんでした。今回、オコジョは本気です。3月末までに短編を一本書き上げようと、毎日執筆しています。ですから、これが完成するまでは、他のことは一切できないと思います。

そんな状況ですので、ブログの方は放置状態になってしまいましたが、まあ、せっかくつくったブログですので、私が1人でしばらく更新していきたいと思います。オコジョの文章を期待している方にはゴメンなさい、としか言えませんが、オコジョが初作品を完成させるまで、温かく見守ってあげてください。

ということで、今回取り上げるのは、とりみきの「DAI-HONYA」です。1993年に発表された作品で、近未来の「大きな本屋(=ダイホンヤ)」を舞台にしたSFアクションです。物語の世界は、活字文化の衰退を防ぐために制定された「書店法」により、巨大資本が書籍市場を独占する一方で、本を嫌う人による犯罪・テロ事件が続発しているという設定です。そうした書店犯罪に立ち向かうために任命された「書店管理官」紙魚図青春(しみずせいしゅん)が主人公です。

紙魚図は、巨大書店「文鳥堂」に起こる事件解決のために、同書店に乗り込み、テロリストと壮絶な戦いを繰り広げます…と、ここまで書いてきてお気づきかもしれませんが、この作品、「ダイ・ハード」のパロディにもなっているのです。といっても、そこはとりみきですから、随所に独自のギャグが散りばめられており、まったく重くならずに楽しめます。

ちなみに、この作品は原作付ですが、原作者は田北鑑生(たきた かんせい)です。そう、とり作品におなじみの、逆カマボコ型の目をした書店店員キャラのあの人です。Wikiの情報によると、とりみきの結婚祝いに田北が贈った原稿用紙50枚ほどの「作文」が元ネタになっているとかですが、とりみきによる創作部分も多いと思われ、どこまでが原作なのかはわかりません。

なお、続編の「THE LAST BOOKMAN」もあり、こちらは西部劇のパロディになっていますが、西部劇をあんまり見たことの無い私には、元ネタが分かりませんでした。誰か教えて!

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