ボクの初体験
こんにちは、パパです。仕事が忙しくて、帰宅するとすぐ寝てしまう日々が続いてしまい、更新ができませんでした。
え~、4月になりましたね。こちらは桜が満開です。春爛漫、暖かくていい季節になりましたね。で、オコジョは昨日、中学校の入学式でした。オコジョのプロフィールも微修正しておきました。
前の記事で報告したオコジョのマンガ執筆ですが、3月28日になんとか完成しました。30日には、応募用紙を添えて出版社へ送ってあります。あとは結果を待つのみです。6月には結果がわかるので、楽しみに待ちたいと思います。
さて、今回の記事ですが、弓月光(ゆづき ひかる)の名作「ボクの初体験」です。私がこの作品を知ったのは、今を去ること○十年前の高校時代でした。マンガ友達がこの作品の単行本を持ってきて、「面白いから読んでみろ」と薦めてくれたのです。一見、少女マンガのような可愛い絵柄でしたので、「ふ~ん」と半信半疑で借りたのですが、帰宅して読んでみたら、これがすごく面白くて、一発ではまってしまいました。
「少女マンガのような~」と思うのも当たり前で、この作品は1975年の「マーガレット」に連載された作品で、正真正銘の「少女マンガ」なのでした。でも、その内容は、「よくこんなのが少女誌に掲載できたな~」という感じの作品で、下ネタ満載のギャグマンガです。
物語は、あまりにも純情のくせに惚れっぽいという難儀な性格の主人公 英太郎が、フラレた上に、それをさらし者にされたショックで、飛び降り自殺したところからはじまります。死んだはずの英太郎は、天才(マッドサイエンティスト)外科医の人浦狂児博士の手によって、その脳を人浦博士のおさな妻(17歳!)、春菜(脳腫瘍で死亡)に移植され、蘇ってしまうのです。女性とした蘇った英太郎が巻き起こすドタバタコメディというわけですが、英太郎は自分を自殺に追い込んだ同級生のみちるに復習するため、春菜の姿で元の高校に「転入」します。ところが、みちるは英太郎のことが好きだったことがわかり… といった具合に、ラブコメ的な話も加わり、ストーリーは一層複雑になっていきます。中盤以降は、さらに驚愕の展開になりますが、ネタばれになるので、続きは自分で読んでください。
弓月光(男性です)は、「りぼん」でデビューした頃は、モンキー・パンチの影響を受けた泥臭い絵柄でしたが、「りぼん」時代末期の「ナオミ あ・ら・か・る・と」あたりから洗練された絵柄に変わり、「マーガレット」での第1作であるこの作品あたりで、その絵柄が確立します。少女マンガ特有の細くてきれいな線で描く可愛い顔が、ギャグをかますとグシャッと崩れるところが、この人の得意技で、この「顔面崩し」は、もはや芸術的といえます。
弓月光は、このあと受験戦争をテーマにした「エリート狂走曲」で人気が爆発し、その後青年誌に舞台を移して、「みんなあげちゃう」などのエッチなコメディで人気を博します。今は「ビジネスジャンプ」に、「甘い生活」を長期連載中で、すっかり青年誌向けのマンガ家になってしまいましたが、少女マンガ時代の、ちょっとエッチで可愛いギャグマンガに郷愁を感じているのは、私だけではないはずです。そんな弓月ギャグの最高傑作が、「ボクの初体験」です。ぜひ読んでください!
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