SLICK STAR (スリックスター)
こんにちは、パパです。いやいや、ようやくオコジョが記事を書いてくれました。よしよし。これからは、マメに記事を書きなさいね。
ところで先日、家の中をいろいろ片付けて、マンガ用の本棚を増やし、今までダンボールは子などにしまいこんでいた昔のマンガを並べました。まだすべてを整理し切れていませんが、いろいろと懐かしいマンガ本が出てきたので、読みふける毎日です。久しぶりに読んだら、あらてめてハマッてしまったものもありました。その一つが、今回紹介する「スリックッスター」です。
「SLICK STAR(スリックスター)」は、板橋しゅうほう作のSFマンガで、「コミックトム」に連載されていた作品です。舞台は宇宙空間に浮かぶ人工都市「スリックスター」、主人公の錬次(れんじ)クオーターマンは、格闘技に優れた賞金稼ぎ(後に探偵事務所を開く)。仲間のホスゲン(拳銃の名手)と一緒に、人工都市で起こる奇怪な事件に立ち向かうというSFアクション・ストーリーです。前半はSFアクション的な展開をみせますが、中盤からその様相を変え、後半は地球の存亡にかかわるようなスケールの大きいSF大作になります。それでも、途中から構想を変えた、という感じはせず、作者が複雑に張り巡らせた伏線が、最後にまとまって大団円を迎えるあたり、読んでいてカタルシスを感じる傑作だと思います。
もっとも、この作品の最大の魅力は、板橋しゅうほうが描く絵のすばらしさではないでしょうか。実に絵の上手いマンガ家だと思います。特に、アクションシーンの描き方は抜群で、迫力満点。人物の描き方は、ちょっとアメコミ風にみえますが、アメコミのようなへんなデフォルメは無く、きちんと描きこまれています。メカや背景の描き方の「こだわり」もすごいものがあります。また、この人の作品には、怪物的なキャラがたくさん出てくるのですが、その独創的なフォルムには、いつも驚かされます。(怪物の描き方を極めた作品といえば、「凱羅(がいら)」ですね)
90年代までは盛んに作品を発表してきた板橋氏ですが、最近は作品を見なくなりました。Wikipediaによると、現在はWEB上で作品を発表しているということです。また、京都精華大マンガ学部の教授もしているとか。でも、単行本でも作品を読みたいぞ。あと、この人の描く女性は、みんなスタイル抜群で実に魅力的。これも楽しみの一つですね。「スリックスター」では、レオナスとシャオリンという2人のヒロインが出てきます。あなたの好みはどちら? 私はね…(秘密)
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